構造材の値上げと材料不足
2021年から「ウッドショック」の影響は深刻化している。
その後の、輸入価格の動向について、日本銀行の企業物価指数(輸入価格指数)を使って確認。
すると、木材・木製品・林産物全体の輸入価格は、2021年9月には、前年末比で69%上昇している。加工前の丸太は、相対的に上昇幅は小さいが、前年末比23%の上昇となっていることがわかる。
また、合板と集成材は、前年末比でそれぞれ49%と149%(2.49倍)の大幅な上昇となっており、足下では、集成材の上昇幅の方が非常に大きくなっている。
製材の輸入価格は、前年末比2.37倍の水準となり、足下の価格高騰も非常に大きいものとなっている。
今後その影響が本格化することが予想される。
数か月先には、コロナによる影響、円安(最近のレート133.19円/1ドル 2022/6/8)とロシア危機で再度の構造材の値上げが決定的だと言われています。
更にお金を用意しても構造材が入ってこない事態まで想定する必要が出てきました。
現在、商社が確保している木材、ベニヤは70%程度でロシアからはまったく日本へ入ってきていないという情報もあります。
そこで、今回の考察は、「中小の工務店はどうするのか、どうなるのか」を考えていきたいと思います。
もう既に国産材は奪い合いになっていると聞きます。ハウスメーカー、大手ビルダーを中心に木材を抑え込みにかかっています。
もし、この冬にかけて木材、ベニヤが入らないとなると、せっかく受注していても建築できないという事態も想定できます。
または、高額になって大きく利益を落とすという事態も考えられます。
ではどうすればいいのか。
「今付き合っているプレカット会社、建材会社の担当者が大丈夫と言ってくれている」でいいのでしょうか。
私はシステム開発会社の者ですが、私どものお客様はほとんどが中小の工務店様です。
この問題は一緒に考えて解決していく課題だと思っております。
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